革新的な回転式部品マニピュレータにより、どのような曲げ加工もフルオートになります。材料を固定し、回転させ、マシンに正しくセットできます。新しい TruBend Center 7020 では、グリップの変更なしに、さらに曲げ線に近づけます。サイクル時間を節約できます。オペレータの負担が軽減し、担当作業はローディング/アンローディングのみになります。これにより曲げ加工の生産性が飛躍的に高まります。
完全自動スイング曲げ
TruBend Center シリーズ 7000 のマシンを使用すると、フルオートのスイング曲げ技術により、このタイプのマシンの中では様々な部品に最も幅広く対応し、複雑な製品の生産でも生産性が向上します。繊細なフレームから広大なパットに至るまで、極めて多種多様な工業分野とアプリケーション向けの部品が生み出されます。新しい TruBend Center 7020 は、箱曲げ高さが 60 % 増加し、サイクル時間がさらに短縮され、生産性が最大になります。回転パーツマニピュレータ及び TruBend Center 7030 の自動ローディング/アンローディングにより、最大 3 メートルの曲げ成形長さでフルオートかつ生産性の高い製造を実現できます。
回転式部品マニピュレータは板金を固定して回転させ、必要な位置に完全自動で配置します。
2軸部品マニピュレータがシートを位置決めし、負角曲げも可能にします。
ACBレーザにより、最初の部品から正確な曲げ角度を保証
スイング曲げマシンにおける最も簡単な最速オフラインプログラミング: TecZone Fold
内蔵型ツールチェンジャーToolMaster Bendを使用して、適したブランクホルダを自動装備することができます。
様々なグリッパシステムにより部品の把持をサポートします。
オンデマンドサーボドライブの動作は迅速でエネルギー効率が高く、静かです。
軟鋼製トレイ、板厚0.6 mm
多種多様な角度で高い繰り返し精度。
軟鋼製ハウジングカバー、板厚3 mm
比較的厚い材料でも最高の精度。
ステンレススチール製トレイ、板厚1 mm
板金二枚重ねのアール曲げ加工。
ステンレススチール製スクリーンカバー、板厚1 mm
短い湾曲部とアール曲げ加工の組み合わせ。
軟鋼製ピラーカバーパネル、板厚0.8 mm、ツーピース構造
極めて高い精度によって、製品を相互に差し込むことができます。
軟鋼製保護プレート、板厚1 mm
極めて多様な角度で高い繰り返し精度。
TruBend Center 7020
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TruBend Center 7030
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機械 | ||
最大曲げ成形長さ | 2163 mm | 3123 mm |
最小曲げ成形長さ | 200 mm | 200 mm |
最大箱曲げ高さ | 350 mm | 220 mm |
ストレージ接続付き材料用カート | ||
最大シートフォーマット | - | 3050 mm x 1525 mm |
材料用カートの最大荷重 | - | 3000 kg |
ローディング積載高さ(パレットを含む、床上仕様) | - | 179 mm |
ローディング積載高さ (パレットを含む、埋設仕様) | - | 179 mm |
L/UL ユニット | ||
吸引面を格納した状態 (サクションカップ) | - | 120 mm x 220 mm |
吸引面を展開した状態 (サクションカップ) | - | 120 mm x 1100 mm |
ブランク材最大サイズ | - | 3120 mm x 1600 mm |
ブランク材最小サイズ | - | 300 mm x 200 mm |
寸法、重量 | ||
長さ | 5200 mm | 6490 mm |
幅 | 4855 mm | 5327 mm |
高さ | 3326 mm | 3345 mm |
重量 | 21500 kg | 31600 kg |
ダウンロード形式で用意された全製品バリエーションの技術データ。
数多くの機能を備えたTruBend Center 7030は精度が高く、生産性が向上します。
ACBレーザは非接触式の曲げ角度補正用光学システムです: レーザがシート上に線を投影し、カメラが角度を検出します。
3面バキュームモジュールは、正面、上面及び下面のサクションカップを介してシートを位置決めします。十分な吸引面がない場合は、いわゆるマグネット/トングモジュールがこの役割を果たします。
十分な吸引面がない部品の場合は、その他のグリッパシステムがシートの位置決めを行います。この場合、いわゆるマグネット/トングモジュールでは、通常小型部品を使用します。
2Dコードスキャナー又はBluetoothスキャナーを使用して、正しい曲げプログラムを極めて簡単に呼び出すことができます。機械に接続されているこの2Dコードスキャナーは、紙面上のバーコード又データマトリックスコードを読み取って、プログラムを自動的にロードします。Bluetoothスキャナーでは、板金上のコードをスキャンすることも可能です。
主要工程と並行したプログラミングとペーパーレスでの生産が実現します。機械コントローラの追加画面には、プログラミングと生産に必要な画面と図面だけでなく、その他の情報も表示されます。それにより、例えば作業場でのプログラミングでプログラミングしながら、同時に生産することができます。
サーボ駆動装置オンデマンドサーボドライブは、TruBendマシンにエネルギーを必要な量だけ供給します。曲げプロセス中にしか稼働せず、それ以外の状態では油圧装置が停止しているため、エネルギーを消費しません。プレスビームが深く押し込む必要がある場合は、動作速度を上げてその工程をサポートします。この駆動装置の動作は効率的、高速かつ極めて静かです。
多くのTRUMPFマシンでは、独自のソフトウェアラインナップへの完全な統合が問題なく簡単に実現します。Oseonへの統合やモニタリング・分析ツールとのリンクなど、どの組み合わせにも適切なソリューションが用意されています。OPC UA規格に基づいている当社のインターフェースで、サードパーティのソフトウェアシステムとのリンクも可能です。
TecZone Bend
2Dまたは3Dデータをベースにしたプログラムの自動作成時間が節約され、品質が向上します。TruBend Centerパネルベンダーの自動オフラインプログラミング用ソフトウェアTecZone Bendを使用すれば、それが実現します。
ソフトウェア
顧客の問い合わせから製造された部品の納品に至るまで、TRUMPFのソフトウェアポートフォリオは製造プロセス全体を最適化します。TRUMPFは、ソフトウェアとマシン、サービスをインテリジェントに組み合わせ、顧客のスマートファクトリーのためにインダストリー4.0ソリューションをカスタマイズします。
追加のブランクホルダで、非常に幅の狭いプロファイルまたは曲げ線付近に変形のある部品も製造することができます。必要な場合には、機械がENWブランクホルダを自動的に上から吊り入れます。その際、既存の標準ブランクホルダの交換も変更も必要ありません。
自動装備される追加曲げツールにより、ブラケット又はオフセットされた角を曲げることができます。必要に応じて、ツールが自動的に側面の停止位置から正しい箇所に移動し、シートを加工します。その際、それ以外の曲げツールは使用されません。
内側に角のあるボックスも、ツノ付きブランクホルダにより極めて簡単に製造することができます。ツノが自動的に斜めに出入りします。こうして、ツールと角が衝突することなく、ブランクホルダが下に移動することができます。
曲げツールの豊富なラインナップから選択するか、ご要望に応じた特殊ツールの製造をご依頼ください。お客様は曲げ加工での自由度の向上というメリットを享受することができます。
自動ローディング/アンローディング
自動ローディング/アンローディングにより、TruBend Center 7030の生産性がより一層高まります。ローディングユニット上では、ローディングユニットが板金を主要工程と並行してピッキングして、自動的に機械に供給します。そして、ローディングカートが複数の板金をパレット上に置いて、機械がそれを処理することで、完璧な流れが実現します。アンローディングでは、機械は2本の搬送ベルトを使用して、生産した部品をそのサイズに応じて単一で又は同期式にバッファすることができます。ロボットを接続して、パーツを自動的に取り出すことも可能です。
ストッカー接続
ストッカーTruStore 3030又はSTOPA大型ストッカーを使用して、材料の取扱いをニーズに応じて編成することができます。ストッカーを接続することで、TruBend Center 7030スイング曲げマシンのローディング/アンローディングユニットに最適な装置が加わり、生産性が更に向上します。
Starmatikによるオートメーションソリューション
移動可能なレール上のロボットを使用して、TruBend Centerで最長3メートルの材料がフルオートでローディングされて加工されます。アンローディングもフルオートで実行できますが、そこではロボットが種類の異なるオーダーを別々のパレット上に積み重ねることさえも可能です。ユーザーのニーズに合わせた構成が可能であり、ご希望に応じて、ストレージ接続、センタリングステーション、グリッパー交換装置、ツール交換装置、つかみ替えステーションを装備することも、その他の板金加工プロセスを追加することも可能です。ソリューション全体がオフラインでプログラミング可能です。
国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。 現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。