独創的で簡単な軌道制御が備わったTruBend Centerの革新的なウェッジドライブにより、最高の精度が得られます。2軸が相乗作用することで、部品の表面をいたわる理想的な移動経路が生み出されます。またドライブの設計方法にも工夫が凝らされているため、TruBend Centerは工業環境に耐えられる特に堅牢な構造を有しています。
セミオートの旋回式曲げプレス
TruBend Center 5030は、スイング曲げにおけるフレキシビリティーのベンチマークとなっています。セミオートのTruBend Center 5030は、このタイプの機械の中でも様々な部品に最も幅広く対応できる機械です。スイング曲げによる典型的な製品ラインナップの枠を大きく超えて、複雑な製品も迅速かつフレキシブルに加工することが可能です。繊細なフレームから広大なパットに至るまで、極めて多種多様な工業分野とアプリケーション向けの部品が生み出されます。
2軸部品マニピュレータがシートを位置決めし、負角曲げも可能にします。
TecZone Foldによる簡単なオフラインプログラミング。
ACBレーザにより、試し曲げ不要で正確な曲げ角度。
内蔵型ツールチェンジャーToolMaster Bendを使用して、適したブランクホルダを自動装備することができます。
様々なグリッパシステムにより部品の把持をサポートします。
オンデマンドサーボドライブの動作は迅速でエネルギー効率が高く、静かです。
軟鋼製トレイ、板厚0.6 mm
多種多様な角度で高い繰り返し精度。
建設用鋼材製ハウジングカバー
比較的厚い材料でも最高の精度。
ステンレススチール製トレイ
板金二枚重ねのアール曲げ加工。
ステンレススチール製スクリーンカバー
短い湾曲部とアール曲げ加工の組み合わせ。
建設用鋼材製コンテナ
最高の精度。
建設用鋼材製保護プレート
極めて多様な角度で高い繰り返し精度。
TruBend Center 5030
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機械 | |
最大曲げ成形長さ | 3123 mm |
最小曲げ成形長さ | 200 mm |
最大箱曲げ高さ | 220 mm |
寸法、重量 | |
長さ | 6490 mm |
幅 | 3150 mm |
高さ | 2995 mm |
重量 | 26000 kg |
ダウンロード形式で用意された全製品バリエーションの技術データ。
数多くの機能を備えたTruBend Center 5030は、加工精度が高く、生産性が向上します。
ACBレーザは非接触式の曲げ角度補正用光学システムです: レーザがシート上に線を投影し、カメラが角度を検出します。
3面バキュームモジュールは、正面、上面及び下面のサクションカップを介してシートを位置決めします。十分な吸引面がない場合は、いわゆるマグネット/トングモジュールがこの役割を果たします。
十分な吸引面がない部品の場合は、その他のグリッパシステムがシートの位置決めを行います。この場合、いわゆるマグネット/トングモジュールでは、通常小型部品を使用します。
2Dコードスキャナー又はBluetoothスキャナーを使用して、正しい曲げプログラムを極めて簡単に呼び出すことができます。機械に接続されているこの2Dコードスキャナーは、紙面上のバーコード又データマトリックスコードを読み取って、プログラムを自動的にロードします。Bluetoothスキャナーでは、板金上のコードをスキャンすることも可能です。
主要工程と並行したプログラミングとペーパーレスでの生産が実現します。機械コントローラの追加画面には、プログラミングと生産に必要な画面と図面だけでなく、その他の情報も表示されます。それにより、例えば作業場でのプログラミングでプログラミングしながら、同時に生産することができます。
サーボ駆動装置オンデマンドサーボドライブは、TruBendマシンにエネルギーを必要な量だけ供給します。曲げプロセス中にしか稼働せず、それ以外の状態では油圧装置が停止しているため、エネルギーを消費しません。プレスビームが深く押し込む必要がある場合は、動作速度を上げてその工程をサポートします。この駆動装置の動作は効率的、高速かつ極めて静かです。
多くのTRUMPFマシンでは、独自のソフトウェアラインナップへの完全な統合が問題なく簡単に実現します。Oseonへの統合やモニタリング・分析ツールとのリンクなど、どの組み合わせにも適切なソリューションが用意されています。OPC UA規格に基づいている当社のインターフェースで、サードパーティのソフトウェアシステムとのリンクも可能です。
TecZone Fold
2Dまたは3Dデータをベースにしたプログラムの自動作成時間が節約され、品質が向上します。TruBend Center旋回式曲げプレスの自動オフラインプログラミング用のプログラミングソフトウェアTecZone Foldを使用。
ソフトウェア
顧客の問い合わせから製造された部品の納品に至るまで、TRUMPFのソフトウェアポートフォリオは製造プロセス全体を最適化します。TRUMPFは、ソフトウェアとマシン、サービスをインテリジェントに組み合わせ、顧客のスマートファクトリーのためにインダストリー4.0ソリューションをカスタマイズします。
追加のブランクホルダで、非常に幅の狭いプロファイル又は曲げ線付近に変形のある部品も製造することができます。必要な場合には、機械がENWブランクホルダを自動的に上から吊り入れます。その際、既存の標準ブランクホルダの交換も変更も必要ありません。
自動装備される追加曲げツールにより、ブラケット又はオフセットされた角を曲げることができます。必要に応じて、ツールが自動的に側面の停止位置から正しい箇所に移動し、シートを加工します。その際、それ以外の曲げツールは使用されません。
内側に角のあるボックスも、ツノ付きブランクホルダにより極めて簡単に製造することができます。ツノと呼ばれる突起部が自動的に斜めに出入りします。こうして、ツールと角が衝突することなく、ブランクホルダが下に移動することができます。
曲げツールの豊富なラインナップから選択するか、ご要望に応じた特殊ツールの製造をご依頼ください。お客様は曲げ加工での自由度の向上というメリットを享受することができます。
国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。 現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。