自分のニーズに合わせてレーザー肉盛溶接を開始できるコンプリートパッケージ
コーティングから修理、そして積層造形に至るまで、レーザー肉盛溶接で新規市場を開拓: テクノロジパッケージDepositionLineには、レーザー装置に加えて粉末供給装置、光学ユニットとノズルも含まれており、モジュール型構造になっているため自分のOEMソリューションに合わせて個別に組み立てることができます。最終製品の製造専用の特殊設備にレーザー肉盛溶接能力を付与する場合でも、機械/プラント製造業者としてポートフォリオにレーザー肉盛溶接用機械を追加する場合でも、テクノロジパッケージDepositionLineでは自分のニーズにぴたりと合った製品が見つかります。TRUMPFは有能なパートナーとして、製品ポートフォリオの開発でお客様を支援し、世界中に張り巡らされたサービスネットワークで四六時中サポートを提供します。
テクノロジパッケージは、自分のOEMソリューションに完璧に合うように組み立てることができます。
当社の堅牢なレーザ装置と光学系は数多くの業界で使用されおり、試行錯誤を繰り返してきました。
TRUMPFではレーザー装置、粉末供給装置、ノズルと光学ユニットから成るコンプリートパッケージを、最適に相互調節した状態で提供しています。
個別のTRUMPFアプリケーションコンサルティングと世界中で提供されているサービスを活用すれば、最適なソリューションを確実に得ることができます。
コーンハーベスターのコーティング
コーンハーベスターの耐用期間と製品寿命を最適化する目的で、コンポーネントにレーザー肉盛溶接で耐摩耗性の硬質材層がコーティングされます。
コンプレッサーブレードの修理
修理はレーザー肉盛溶接の更なる主要使用分野です。なぜならば、積層造形法を利用することで、製造プロセスが複雑な新部品の費用が不要になるためです。
ピストンでの摩耗防止
レーザー肉盛溶接で、ピストンに効果的な摩耗防止を施すことができます。保護層により高価な部品が摩耗から保護され、修理が不要になります。
レーザー装置
それぞれの用途に適したレーザ出力: テクノロジーパッケージの範囲内では、ディスクレーザTruDiskの様々な製品タイプが使用可能です。レーザはTRUMPFが産業界での長年の経験を活かして開発・製造したものです。複数のレーザー出力箇所が使用可能であるため、1台のレーザー装置で複数の設備に対応することができます。これはお客様にとって、初期投資の大幅な低減というメリットを意味します。
溶接用光学ユニット
当社の溶接用光学ユニットを使用すれば、レーザー光線を加工品に簡単に集束することができます。ここで使用するのは、レーザー肉盛溶接用BEOシリーズの頑強で産業用途に適した焦点合わせ光学ユニットです。これに備わっているプログラム可能なモーター式焦点合わせでは、レーザ焦点のZ方向への調整が簡単に実現します。
粉末供給装置
粉末供給装置により、金属粉末が貯蔵タンクから加工品まで効果的に定量供給され、搬送されます。ここでは、振動フィーダーとディスクフィーダーという2種類の供給方法から選択することができます。
ノズル
粉末ノズルを使用して、粉末の噴射先を加工品に合わせます。当社では様々なノズルを用意しているため、多種多様なアプリケーションの加工が可能です。例えばコアキシャルノズルを使用して極細の吐出幅を実現することも、3方向噴射ノズルを使用して敷き詰め速度を高めて完全な3D能力を得ることも、またマルチジェットノズルを使用して最高レベルの敷き詰め速度を得る高速レーザ肉盛溶接も可能です。
国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。 現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。