ここには、Oseonの最新リリースで提供されている新機能が記載されています。
今後は、個々のマシンの目標値が、運転状態の円グラフとしても表示されるようになります。これを見れば差異を検出して、適切な措置を導き出すことができます。
仕掛品が多いと、パーツを探す時間が長くなり、資本が拘束されてしまうことが少なくありません。ワークステーションでの仕掛品の動向を見ることで、遅れている加工工程や特急オーダーの割合など、各種のカテゴリーも評価することができます。
的確な措置を講じるために、仕掛品がカテゴリーに区分されます。そのため、特急オーダーや遅れているオーダーなどが別々に明記され、すぐに対策を講じることが可能になります。
仕掛品とは、ワークステーションで加工が許可されているオーダー量を時間単位で示したものです。これは時間軸に応じて、特急オーダー、遅れているオーダー、今日のオーダーと未来のオーダーに区分されます。
生産オーダーで、ワークステーションでのプロセス時間と待ち時間がグラフで表示されます。そのため、差異がある場合に遅れの原因を突き止めることができます。
ワークステーション稼働率ビューで、ワークステーションでオーダーが処理されるまでの平均待ち時間を確認することができます。
様々な加工工程で各種のバッファ時間を設定することができます。それにより、それぞれの作業状況を表現して、計画の精度を高めることが可能になります。
加工工程で必要な材料、外部調達部品やツールがまだない場合に、最も早い開始日時を設定することができます。
バックワードスケジューリングを利用することで、在庫が減り、生産効率が高まります。その一方で、出来る限り短期間で納品する必要のあるオーダーがあり、予期せぬ事態に備えてバッファを考慮する必要がある場合には、フォワードスケジューリングとして登録することができます。そうすることで、両方のメリットが得られます。
ワークステーションを切り替えることで、加工時の柔軟性が高まります。それに応じたパーツセパレートシステムが考慮されます。パーツセパレートシステムがマシンに直結している場合は、切断プロセスの直後に待ち時間なしで計画に入れられます。
生産担当者に一定の点検サイクルでの測定が求められている特徴を、オーダーに付記することができます。こうして、工程のデジタル化を更に一歩進めることで、紙ベースでの点検記録書が不要になります。また、デジタル化することで、紙の場合よりもプロセス安定性が高まります。オペレーターには、システムから「リマインダー」と必須基準が通知されます。
バッチモードが有効なピッキングパッケージを自動的に選択し、そのパッケージを作成された順序で処理します。これは、次のピッキングパッケージを開始する際に従業員が不要であることを意味します。
ワークステーションでの仕掛品の時間的推移が可視化されます。新たな透明性が生まれることで、生産現場でのオーダーの加工順序に関して改善の余地を見極めて、改善案を実行に移すことが可能になります。
材料搬送オーダーが、自動ストレージに接続されていないワークステーションに関しても自動的に作成されます。そしてロジスティクス担当者がそのオーダーを的確に実行します。
ストレージ操作用のウェブインターフェースで、搬送オーダーに関与している在庫、コンテナと場所に印が付けられます。
稼働率ビューを見ることで、既存のリソースの効率的な活用が可能になります。また、計画データ分析によりデータ品質の透明性が得られ、プランニングでの問題の解決に役立てることができます。
予定されていた加工作業と、ワークステーションで実際にかかった加工時間を 評価することで、透明性が得られます。
Oseonの新バージョンでは、プログラミングソフトウェア(Programming Tube)と必要なロジスティクス作業がOseonワークフローに統合されます。 またマシンオペレーターは、このテクノロジー専用に開発されたウェブアプリを活用することができます。
生産担当者が、品質特徴(曲げ加工での測定角度など)を特定の点検サイクルに基づいて、直接ウェブアプリでOseonに記録できるようになりました。
組み込まれているウィザードを利用することで、使用開始作業にかかる時間を短縮し、Oseonをスムーズに使い始めることができます。Oseonの新バージョンでは、必要に応じて生産担当者向けのウェブアプリも提供されます。
Oseon生産プランニングでは、オーダーを前から後ろにむかって、または後ろから前に向かって計画できるようになったため、生産時の在庫削減と納期厳守が実現します。また、ユーザーインターフェースが改良されたことで、一件一件の生産オーダーのスケジューリングが簡単になっています。
評価事項をダッシュボードでそれぞれのニーズに合わせて作成できるようになりました。複数のダッシュボードを作成することで、生産現場管理がさらに効率的になります。
Oseonの恩恵を受けられるのは、TruLaser・TruBendマシンのオペレータだけではありません。Oseonでは、TruLaser Tubeマシンのオペレータ向けのウェブベースアプリを導入することで、生産技術プロセスに沿ったサポートを拡充しています。
「空のシステムパレットの自動供給モード」では、簡単な方法で、同タイプの空のパレットを自動大型ストレージの特定のストレージステーションに何度も供給することができます。
入庫リストを使用すれば、調達したシート材の自動ストレージへの記録・受入(物理的にも在庫情報的にも)を簡単に、高いプロセス安定性で行うことができます。
タブレットカメラに加えて、外部ハードウェアスキャナーも使用して、コンテナと在庫を素早くスキャンして登録できるようになりました。
間接作業時間の検出と可視化によって製造工程の透明性がさらに高まり、デジタル生産現場管理がさらに向上していきます。
.
Oseonウェブアプリケーションなら、自動小型ストレージを直感的かつシンプルに操作し管理することが可能です。
Oseon V2.0では、曲げプレスのオペレータをサポートするウェブベースのソリューションが、セカンドスクリーンでも使用可能になりました。
このクラウドベースのソリューションによってオーダーのプランニングが可視化され、利用可能な生産能力を考慮に入れた生産オーダーのスケジューリングが可能となります。
このクラウドベースのソリューションを使用すれば、作業時間やシフトなど、生産現場で利用可能なマンパワーを計画することができます。
Live Statusによって、すべてのワークステーションのステータスの概要を把握でき、故障が発生した場合は通知されます。
ワークステーションやトレンドの比較分析、ベンチマークの設定は、デジタル現場管理の基礎となるものです。
Oseonのウェブベースのインターフェースを使用して、必要に応じて手動式および自動式の小型・大型ストレージを管理、制御、操作することができます。
材料の搬送が簡単に - TRUMPFドッキングステーションと無人搬送車を組み合わせることで、ワークステーション間のフルオート搬送が実現します。
画像、3D図面や動画等を用いた作業・安全指示など、段階を追った構成の説明になっているため、作業が楽になります。プロセスは、ウェブベースのソリューションで直に通知・登録することができます。
Oseonは各従業員をそれぞれの仕事でサポートし、各従業員に関係する情報をチーム全員に表示します。モットーは「必要なものを必要なだけ、できるだけシンプルに」です。
Oseonが、製造オーダーと現場のマテリアルフローの連携を調整します。すなわちオーダーステータスや在庫、搬送プロセスの登録が常に同期され、効率的に調整されます。
曲げプレスのグループ(ベンディングプール)を仮想ワークステーションとしてマッピングします。これにより、必要な部品やNCプログラムが揃っているかを確認でき、生産オーダーを有意義に配分できるようになります。
Oseonでは、組立などの手作業が多いワークステーションの従業員にも、それぞれの業務に合わせたウェブベースのソリューションがもたらされます。