コンソールの最適化
適切な方策を講じることで、パーツの経済性を高める設計が実現します。その鍵は単部品数と作業工程の削減にあります。ここに表示されているコンソールでは、元来は3個のパーツが4本の溶接シームで接合され、別途ネジ切りが行われていました。新設計された同パーツはわずか1体の曲げワークから構成されており、溶接は行われません。曲げ加工をもう一つ追加すれば、板厚を薄くすることさえも可能であり、直接パンチングマシンでタッピングできるようになります。