Lasermarkierter Herzschrittmacher
能動型植え込み医療機器(AIMD)

レーザテクノロジによるAIMDの効率的な製造

植え込み型医療機器の製造は非常に複雑です。主には、繊細なエレクトロニクスが内部に使用されているためです。そこで、レーザ技術を使って、どのようにして安定した電気的接合と、高い負荷に耐えるヘリウムタイト型の溶接ビードを作り出すことができるのか、その仕組みをご紹介いたします。

課題
レーザ加工のメリット
レーザの応用
参考
製品

医療用インプラントの製造にはどのような課題がありますか?

心臓ペースメーカーのようなインプラント式の医療機器は、非常に小さな部品や繊細な電気部品でできています。機器が人の体の中で正常に動作する必要があり、その一方で害があってはなりません。したがって、技術的に高い要件を満たさなければならないことから、製造プロセスや設備に厳しい要求があります。 使用される部品は繊細で、製造プロセスも非常に複雑であることから、多くのメーカーが組立てを手作業で行っている状況です。一方では有能な人材の確保が難しくなってきているという問題があり、 他方では、生産拠点を広げるといった製造規模の拡大が難しくなっています。 さらに、メーカーは製造プロセス全体をトレースできるよう、文書化することが義務付けられています。 

植え込み型医療機器は多くの人にもはや不可欠なものであり、十分な可用性を確保できなければなりません。そのために、生産設備が確実に稼働し、ダウンタイムを最小限に抑え、さらには迅速なメンテナンスサービスを提供可能にしなければなりません。       そのような中で、生産能力や生産技術を必要なシステムコンポーネントでモジュール式に拡張し、さまざまな製品に柔軟に対応できることが重要さを増しています。   

能動型インプラントには、たとえば心臓ペースメーカー、除細動器、神経センサーなどがあります。バッテリーや配線、回路など複数の部品でできており、まずは個別に製造のうえ、それを組み立てるものです。こうしたインプラントのハウジングは、繊細なエレクトロニクスと患者の身体の両方を保護するために密閉されている必要があります。

お客様向け情報

レーザによる医療用製品の製造

整形外科、形成外科、歯科技工、医療機器・器具の製造などの用途を問わず、レーザを使用すれば医療用製品の製造におけるスピード、品質と効率を高めることができます。その詳細をご覧ください。

Lasermarkiertes Endoskop
レーザによる外科器具の製造

内視鏡やカテーテルなどの外科器具は、高い負荷と温度ならびに刺激の強い洗剤に耐えなければなりません。レーザを使用すれば、表面が滑らかで強力な接合部を有する医療器具が出来上がり、最高レベルの無菌状態と安定性が保証されます。その詳細をご覧ください。

TRUMPFと共同で医療用製品を開発

当社の医療技術・レーザエキスパートは、考案段階から連続生産、そして生産終了段階に至るまで、医療用製品のライフサイクル全体にわたってお客様をサポートしています。その詳細をご覧ください。

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