国/地域/言語選択

エンジンラジエータのフルロードジョブ

自動車 TruPrint ステンレス 積層造形

レーザ切断機用の連続生産部品としてTRUMPFが製造しているエンジン冷却体は、積層造形設計で統合冷却チャネルにより完全再設計され、冷却用出力が向上しています。冷却体は、10個のパーツで構成されるコンポーネントが1個の部品で済むようになり、収益性が向上しています。加えて、新しい設計によりさらに、組立て作業負荷の軽減と生産費用の削減効果といった最適化アプローチや経済的メリットが得られます。

TruPrint 5000で500 °C予熱を行い、組立てプレートと全高で高い再現性を誇るパーツ品質を実現しています。パーツ間のスマートなサポート構造により、簡単かつ安全にパーツセパレートが可能です。パーツを重ね合わせることで、1パーツ当たりのマシン加工時間を85 %も短縮できます。

コンポーネントを重ねることで、ビルド容積全体を生かし、1回のジョブで329個のパーツを造形できます。

直径300 mmの組立てプレートには47個のエンジン冷却対が搭載されています。連続生産での品質管理に、サンプルを造形します。これにより、相対密度99.8 %、抗張力700 Mpaを実現しています。

積層造形は、生産コストを削減するだけでなく、内蔵式フレクシャベアリングにより取付けも大幅に簡素化します。


コスト削減
人件費削減

当社の積層造形のエキスパートにお問い合わせください。

製品を積層造形で製造したいとお考えですか。あるいは、積層造形で得られるコスト削減やメリットについての詳細情報をお求めですか?でしたらぜひ、当社にお問い合わせください。当社エキスパートとのアポイントにて個別相談を承ります。

お問い合わせ先へ

サンプル部品の仕様情報

フルロード組立てプレート

パーツ: 47

製造時間:  32 時間

パーツ1つ当たりのセットアップコスト: 100 %

 

連続ジョブ

パーツ: 7シフト× 47 個 = 329 個

製造時間: 90 時間(レーザを2つ装備したTruPrint 3000の場合)

パーツ1つ当たりのセットアップコスト: 15 %

作成: TRUMPF

7つのパーツを重ね合わせることで、1回の造形ジョブで生産できるパーツ数を7倍にすることができます。それに加えて、レーザを1つではなく2つ使用することで、生産時間が48 %短縮します。

マックス・ボウルター
TRUMPF

製品に関する詳細情報

TruPrint 5000
TruPrint 5000

高い生産性を誇る半自動積層造形システムTruPrint 5000は、500 °C予熱(オプション)や3台の500Wのフルフィールドマルチレーザといった機能により、連続生産に対応可能です。プレフォームオプションにより、TruPrint 5000はハイブリッド部品生産をサポートします。   積層造形する部品構造はこの目的でブランクに応用されます。

製品へ
問い合わせ
サービス & お問い合わせ