TRUMPFのディッツィンゲン拠点で開発エンジニアとして働いているシュテファニー・エップルは、仕事に全身全霊を傾けています。

TRUMPFで開発エンジニアとして働いているシュテファニー・エップルの担当業務は、販売前に機械を徹底的に検査して最適化し、お客様の要件を完璧に満たすようにすることです。TRUMPFの機械は、暖炉、調理器具、地下鉄車両やグリル網などの製造に使用されており、あるお客様がクラウディア・ペヒシュタインと共同開発したスケートブレードの半製品の製造にも役立っています。シュテファニー・エップルはこのプロジェクトに極めて強い思い入れを抱いていますが、それは彼女自身が熱狂的なフィギュアスケーターだからです。既に子供の頃から週に何度もリンクに通っており、自分がコーチになり、振り付けを考え出すことさえもあります。以前ある時お父さんに、「いつか独立して自分独自のブレードを開発する」と言ったことがあるほどです。

身長1メートル56センチとは関係ない器の大きさ

以前シュテファニー・エップルは技術にあまり興味がありませんでした。しかし課題に挑戦することが大好きな彼女は、それでも技術系の職業を習得しました。その道のりは決して簡単ではなく、特に最初の頃は苦労が絶えませんでした。機械修理のために突然若い金髪の華奢な女性がやってきたのを見て、不審と驚きを隠さなかったお客様のことをシュテファニー・エップルはよく覚えています。そのようなときに自分を認めてもらうには、大きな勇気を必要としました。その反面、お客様の役に立つことができたときは、それまでの辛さ以上の誇りを感じたそうです。「自分の仕事の結果がすぐ見える点が素晴らしいと思います」とコメントしています。

素晴らしい同僚からのバックアップ

お客様とは反対に、上司は初めからシュテファニー・エップルに信頼を寄せました。これがTRUMPFで特に気に入っている点であると、彼女は述べています。チームと上司が常に自分を支援しバックアップしてくれる、という事実のおかげで、不安感の代わりに自信と嬉しい気持ちを持って顧客訪問できるようになったからです。

 
全階層にまたがる信頼関係

現在シュテファニー・エップルは、自分の仕事は何事にも代えがたいと考えています。柔軟な勤務時間や産業医など、家族経営企業の利点を享受できることと、職場の雰囲気が極めて良好であることを高く評価しています。従業員に多大な信頼が置かれ、従業員の幸せを目指した施策が常に講じられていることも素晴らしいと感じています。